元白鵬の宮城野親方が、日本相撲協会に退職届を提出したとのことで話題になっています。
一度退職を否定していたにも関わらず、一転して退職届けを提出したのはなぜなのでしょうか。
そして、今後宮城野親方をはじめとする、弟子はどうなるのかも気になります。
そこで今回は、「元白鵬・宮城野親方の退職届提出はなぜ?大の里への配慮だった?」をテーマにご紹介していきます。
この記事でわかること
- 宮城野親方の退職届提出はなぜなのか
- 宮城野親方の今後の展望について
- 宮城野親方の退職に対する世間のこえ
元白鵬・宮城野親方が退職届を提出!
2025年5月30日、元横綱・白鵬の宮城野親方が、日本相撲協会に退職届を提出していたことが分かりました。
元横綱・白鵬の宮城野親方(40)が、日本相撲協会に退職届を提出していたことが29日までに分かった。
引用元:スポニチ
今のところ、協会側は退職届を受け取っておらず保留中なのだとか。
6月2日の臨時理事会にて、閉鎖中の宮城野部屋の今後について協議する予定のようです。
しかし、宮城野親方の決意は固く、このまま相撲界から離れる可能性が高いとのことでした。
元白鵬・宮城野親方の退職届提出はなぜ?
宮城野親方の退職の背景と理由に、
- 弟子の暴行問題と部屋の閉鎖
- 協会内での序列と実績の問題
- 協会との関係性
- 大野里への配慮
以上が挙げられます。
弟子の暴行問題と部屋の閉鎖
2023年春、宮城野部屋の弟子・北青鵬の暴行問題が発覚しました。
この問題によって、宮城野部屋は閉鎖されています。
そして、宮城野親方と弟子たちは伊勢ケ浜部屋に預けられる形となり、親方としての立場が不安定になったようですね。
協会内での序列と実績の問題
伊勢ケ浜部屋では、元横綱・照ノ富士が新たな師匠となりました。
白鵬と照ノ富士の間には実績の差があります。
白鵬は優勝回数が45回に対して、照ノ富士は10回。
しかし、組織上の立場は照ノ富士が上司になり、白鵬が部下となってしまいました。
現役時代の実績も指導者としてのキャリアも、自分より下の照ノ富士の下で親方業を続けることに納得できなかった可能性がありますね。
協会との関係性
宮城野親方の弟子の暴行問題発覚後、宮城野部屋は伊勢ケ浜部屋に預けられ、無期限閉鎖処分となりました。
そして、宮城野親方も2階級降格と減俸となっています。
この処分は厳しすぎるとの意見もあるようです。
また、協会からの明確な再建計画やサポートがなかったことが、退職の決断を後押しした可能性がありますね。
大野里への配慮
宮城野親方は、夏場所千秋楽のパーティーでは、「角界を離れるつもりはない」と語っていたようです。
しかし、大野里の横綱昇進セレモニーに水を差さないための配慮として退職を決意したのかもしれません。
夏場所中には、退職を決意していたのではないかとの見方もあるようです。
元白鵬・宮城野親方の今後の展望は?
宮城野親方の退職届は、現時点では保留中となっています。
6月2日の臨時理事会での協議で今後について決定すると思われます。
そして、もし宮城野親方の退職が決まった場合、宮城野親方の弟子は照ノ富士親方の弟子になるのではないでしょうか。
そのため、宮城野部屋はますます再興は難しくなるでしょう。
宮城野親方自身は、ビジネス感覚に優れているので、もし相撲界を離れたとしても新たなフィールドで活躍できると思われます。
元白鵬・宮城野親方の退職に対する世間の声は?
宮城野親方が退職届を提出したということで、Xではどのような声が上がっているのかを調べてみました。
うーん宮城野親方は本当に気の毒。相撲界の大功労者なのに、こんな仕打ちされてかわいそう。
— 部長の羽衣 (@butyo_h) May 30, 2025
「宮城野親方は相撲界の大功労者なのに、こんな仕打ちされて可哀想」との声が見られます。
他にも、「残念過ぎる」「宮城野親方がいなくなったらどうすればいいの…」などと、動揺の声が多く上がっていました。
宮城野親方は今後どうなっていくのか、6月2日の臨時理事会の協議に注目ですね。